オリオン座

日々

年の初め1月。今日も非常に寒いが、雪まではふっていない。車の温度計をみると4℃。雪国の地方から比べたら寒さは比ではないと思うが、車から降りて夜空を見上げるとオリオン座が今日も私の頭の上にある。星座には全くといっていいほど感心はないが、このオリオン座をみると「あーあの頃は頑張ったなー」と白い息をは吐きながら思い出される。

あの頃とは。約半世紀前 小学校4年生の3学期。私は3学期の学級委員になったのだ。投票で選ばれた時頭の中が真っ白になったのを覚えている。その頃は男女一名づつ選ばれるのだが、相手は私の嫌な男子だった。お母さんお母さんといっている太った男の子だった。そして担任の女の先生は、通り過ぎると、化粧の香りのするおばさんカットの膝丈スカート洋装。今でも顔は覚えている。少なからずとも優しそうとは言いがたいような先生だった。

わたしもはじめて学級委員になったので何をどうして良いかわからず、本来なら先生にどうしたらよいのですかと相談しながら物事を進めればよかったのだが、先生の独特な何か言ったら倍もかえって来そうな雰囲気に圧倒されて何も言えなかったのである。案の上「何も相談してこない」「私はしらないから」。もうひとりの男子の学級委員にもそんな態度。私はどうしてよいかわからず、朝、家を出るが、途中で引き返して「気分が悪い」「吐いた」など言って学校を休みがちになった。

しかしここからはどう立ち直ったのか覚えていないが、毎週この担任の先生に手紙を書いて家であったことなどを書いて出していたのだ。少しでも、先生に嫌われないように、幼いながらなんとかこの3学期を乗り切ろうと思ったのだと思う。その頃を振り返っても、日々辛かったが金曜日の夜と土曜日の夜は嬉しかった。週末の休みが近づくからだ。たから金曜日は休まなかった。金曜日の「太陽にほえろ」と土曜日の「8時だよ全員集合!」が見れることは番組が楽しい以上に気持ちが楽になったことを覚えている。そして、空を見上げて理科の時間に習った星座、なぜか目に入ったオリオン座を見てため息と同時に辛さを味わった。

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る だから3学期はあっという間に終わるんだよといっていた先生がいたが、私にとって小学校4年生の3学期はつらいつらいものであり、夜空のオリオン座をみて「明日 学校だ」と思いキツかった思いがよみがえる。

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